1ルーム

色々な1ルームを作って、シリーズ投稿しています。

自分で勝手に忙しくしてしまう

自分で勝手に忙しくしてしまうことも非常に悩ましいことです。

僕が大学一年生になりたての頃、まさしくそういう状態のピークでした。あの時は、もう大人になった気分で、門限もなく、何してもいいんだとドキドキワクワクしていました。とにかくハイテンションです。どんなサークルに入ろうかな、どんな授業受けようかな、どんな場所に旅行に行こうかな、、、四六時中、頭がメリーゴーランドでした。カレンダーアプリは、もう予定で真っ赤っか。今みるとチカチカしてしょうがないぐらい。しかしそれも、入学1ヶ月で終わりが近づいてきます。サークルが決まって、授業も定期的になるので、ルーティンが定まってくるのです。そこで、いつの間にか予定を入れたくなっている自分に気づきます。予定が空いていること自体につまらなさを感じてきます。

自分で勝手に忙しくしてしまうことは、この大学一年生の始まりのような高揚感がきっかけでしょう。「おれ、もしかしたら何でもできるんじゃね!?」みたいな自分勝手さです。しかし同時に、自分が始めたことではあるのですが、いつの間にか予定が埋まっていて(自分で埋めていて)、追われている事態になるのです。気づいたらもう予定を埋めたくなっている。「え〜、もっとなんかできるじゃん、おれ。」みたいな状態です。これもまた、自分勝手です。この二つの自分勝手、すなわち、なんかできそうな勝手、もっとできそうな勝手が、勝手な自分を作り、忙しさを作りだしてしまうのだと思います。

忙しくしないためには、なんかできそうな勝手を勝手にできないことへ、もっとできそうな勝手を勝手に思い込んでることへうつす必要があります。