1ルーム

色々な1ルームを作って、シリーズ投稿しています。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

No.1 ネコの最初の第一歩

そのネコを知った頃の話だ。 僕はこの話を多分、周りにしたことがない。 長らくの間、僕とネコだけの秘密だった。 このまま隠しきれるとは思ってなかった。 だからまず最初に、この話をする。 線路沿いが、僕の出勤ルートだった。 線路の方には、フェンスが…

No.0 ネコの歩き方

ネコが歩くと、自分も同じように歩きたくなる。 出会う場所は、線路沿いにある、あのお地蔵さんがいるところ。 いつも大体、同じ時間にいて、同じ様子でこちらを見る。 じーっとしているので、こちらも我慢くらべで待ってみる。 でも、ネコにはなれない。た…

No.11 オーディオブックは心地いいか〜誰が読み上げるのかについて〜

オーディオブックは、本を読むのが苦手でも、スッと頭に入ってきます。 通勤途中でも聞けるので、とても便利です。 まるで、音楽の歌詞だけを聴いている心地です。しかも、良質の歌詞です。 さて、ここで想定されているのは本です。詩ではありません。 なぜ…

No.10 ベンチだからみえる景色〜いろんな自分が手をつなぐ〜

精神的に疲れた時ほど、公園のベンチは落ち着きます。 特に僕が好きなのは、道中のベンチではなくて、広場にあるベンチです。 座ると、ブワァ〜っと広さ一体を眺めることができ、ボーッとできます。 木が並んでいて、トイレがあって、水道があって、出入り口…

No.9 公園という最後のホーム〜あろうがなかろうが自由〜

小さい頃、よく遊んだ場所といえば公園です。 公園を通り過ぎると子どもの楽しそうな声が聞こえてきて、懐かしい気持ちになります。 でも、あくまで通り過ぎるだけ。入ることはなくなっていきました。 そこには、大人になったからという諦めというか、別に行…

No.0 俳句へハイク!

日本文化といえば俳句。 小学校や中学校でも、なんやら書かされた記憶がある。 でも、結局書かされただけで、何をしていたのかよくわかっていない。 別に曖昧なままにしていても、生活に困るわけではないけれど、 わだかまりは残る。 作文で書くと苦手でも、…

No.1 僕はどうぶつさん〜とりをつかまえる!〜

僕の前に、三つの文が置かれてる。いいかんじ。 数えてみると、5文字、、、7文字、、5文字。 ふしぎな形。 どうしてそんなになっちゃったんだろう。 手でまた指を折ってみる。 1、2、3、4、5、、、。これはよし。 1、2、3、4、5、、、、あ、手…

No.3 部屋の広さより夜更かしの長さを〜香ばしい魔法の時間〜

住むなら、お金があるなら、広い家がいいでしょうか。 自由にできる空間が広がったんです。いいことです。 どんなことでもできそうです。ラジコンカーを走らせる、人を集めて飲み会場にする、でっかいプロジェクターなんかで映画館みたいにする。でも、全部…

No.8 雲にのってみる〜空全体の隙間風〜

仕事終わりに夕焼けの空がみれると、プチ幸せな気分になります。 落ちかけている夕日が、雲に反射して、空の輪郭を浮かばせます。 みなさんは、どんな空が好きでしょうか。真っ青な空が好きな方は多いでしょう。対して、一面曇りであるのは、好きな人は入る…

No.7 コンクリートから生える〜足中心主義の隙間風〜

寝ても覚めても足元が冷える季節です。 冷え性といえばよく足元のことをいうんだと思います。足元って、本当に温まらないです。 もし冷えているのが手だったら、擦って息を吹きかければなんとかあったまれます。でも、足は触ってみても逆に手が冷えるし、息…

No.6 葉っぱもそよぐ

僕は今和歌山に住んでいます。今日は風が本当に強い。 風が吹くという言葉は、しばしば流行に乗るという言葉の喩えとして使われます。 流行に疎い私は、乗れているかどうかもわかりません。 流行といえばファッションですが、センスはありません。弟はオシャ…

No.2 靴紐が解けると不安になる

歩いていて、靴紐が解けていることに気づく、そんな時にも不安は顔を出してきます。 靴紐は、人によってしっかり結んでいる人と、まあざっくり足から靴が脱げない程度に結ばれているのと、分かれてくると思います。 僕は後者なのですが、僕は結ばれている靴…

No.1 マスクから鼻が出ていると不安になる

不安は、具体的な状況を浮かべないと顔を出してくれません。 例えば、マスクから鼻が出ている場面を想像すると、僕は不安になります。つまり、もうそこに不安が来ているわけです。そこで、そいつはどんな顔をしているのか、不安のカタチを探ってみましょう。…

不安を嫌いにならないで

不安って、みなさん嫌いでしょうか。1人だと不安です、友だちがいないと不安です、居場所がないと不安です、そんな声をよく聞きます。確かに、マイナスな事柄とよく一緒にセットになっているようです。でも、不安自体をちゃんとみたことはあるでしょうか。1…

春は果たしてあたたかいのか

「犬か猫どっち派!?」と質問するより、「春夏秋冬どれ派!?」と質問する方がずっと面白いと思う。 僕がもし同じように聞かれたら、春には一番なりたくないと答える。そもそもどれ派って聞いているのに答えてないじゃんと思うかもしれないが、まあそこらへ…

素数を食べてみた [数学に直感する No.1]

素数とは何か。それは、1とそれ自身の数でしか割れない数である。 2、3、5、7、、、、その数を、美しいという人がいるが、僕には何が美しいのかわからない。 でも、不思議な感じがすることは確かである。 その感じを、これから僕なりに掴んでいこうと思…

No.5 願い事が毎日変わる面白さ

今年の初詣では何を願ったでしょうか。初詣は、普段お寺や神社でお参りする時とは違って、特別な感じがします。今年一年にわたるお願い事をするからでしょう。 ただ、そんな大それたお願いをしても明後日には忘れてしまう。覚えていられる人は、毎日、その言…

No.4 文章が、花開く前に窒息してしまう

誰しも花開く時がきっとある。そんなふうに思いながら、ブログを続けています。 でも、一体いつになったらそれはやって来るのか。咲くはずだと思い続けることに意味がないとは思いませんが、そうやって自分に水を注ぎ続けていてもいいのでしょうか。 土に水…

No.3 本屋さんのおかげで書くことがみつかる

書きたいけど書くことができない。 書くことが好きなのに、アイデアがない。 そんな時は、頭に隙間風を入れたいところ。 今日は、本屋さんにいくことで、隙間風をみつけるやり方を紹介します。 本屋とはどんなところでしょうか。 本が並んでいます。それも全…

No.2 横断歩道から外れて渡る

横断歩道から外れて渡る。 なんだかいけない感じがします。目の前に横断歩道があるのに、わざわざ直前で曲がるのです。 わざわざやるんですから、それなりに理由があるはずです。一般的には、横断歩道まで行くのが面倒だからでしょう。行きたい場所に早くい…

No.1 ただただ歩く

ただただ歩くと隙間風がやってきて、書くことが運ばれてきます。 歩くのは、退屈でしょうか。電車や車が当たり前の世の中です。10分歩く距離でも、メンドウだと言われてしまいます。 歩くとシンドイでしょう。歩くことは運動です。楽しくないです。 でも僕は…

No.0 隙間風のみつけ方

ブログの投稿が続かない。誰しもが通る道です。 原因は、同じ道を通っているからです。違う道を通ればよいのです。 別の方向を向くことが必要です。歩いていて気づくことが必要です。 何に気づくのか。風です。風当たりを感じてください。 普段歩いている道…

同じことを考えたら言葉で書く

失敗すると、ぐるぐる考えてしまう、そんな自分が嫌でどうして私はこんなんなのか、またぐるぐるしてしまう。 このぐるぐるは、いかにして抜け出せるのでしょうか。 一つは、身体をとにかく動かして、考えていたことを忘れようとすることでしょう。しかし、…

飽きたことに気づく

一生懸命頑張ることは、外から見る分には幸せな感じに見えます。もちろん、当人も夢中なので集中している感覚は心地よいのかもしれません。 しかし、どこかのタイミングで必ず、自分に集中していないというか、頑張る理由を探している状態になってしまう。 …

とりあえず課題にしとく

あれが気になればこれも気になるのがネットの世界。 Amazonで本なんか調べてたら、オススメ本や関連本がずらりと並んできます。それをクリックするたび、どんどんまたいろんな本が、の繰り返し。時間がどんどんすぎていきます。 それをどうにか止めたい。そ…

頑張ってしまう

社会で頑張ることは当たり前です。頑張ること、努力すること、勤勉であること、その熱意が大事です。 ですが、僕はすぐ身体が強張ってしまいます。つまり、立ち止まることができるんです。頑張ろうとすれば、ようやく立ち止まることが出来るんです。 頑張る…

自分で勝手に忙しくしてしまう

自分で勝手に忙しくしてしまうことも非常に悩ましいことです。 僕が大学一年生になりたての頃、まさしくそういう状態のピークでした。あの時は、もう大人になった気分で、門限もなく、何してもいいんだとドキドキワクワクしていました。とにかくハイテンショ…

考えずに行動してしまう

考えずに行動して後悔することってたくさんあります。 今日もありました。仕事がお昼ご飯の時間に食い込み、上司に「あと30分休憩していいよ」と言われたのですが、「いえ、大丈夫です、いけます。ご心配ありがとうございます」と返し、せっかくの親切心に…

立ち止まって考えたい

みなさん、立ち止まって考えたいと感じたことはないでしょうか。 僕なんてしょっちゅうです。このブログを始めるかどうか、もう少し待ってから、もう少しいい考えが出てきてからやろうか、そうやって立ち止まろうとしました。でも、今もう、書き出しちゃって…